平成三十年五月二十四日(木)午後3時より、浄土宗総本山知恩院において第10回法衣感謝法要並びに針供養が総本山知恩院 堀田定俊御導師のもと厳修されました。
参加された当組合員、法衣製作に携わる仕立職人、関係各社それぞれが法衣への感謝を胸にお焼香と針供養を致しました。これからの法衣製作への気持ちを新たに出来る意義深い法要でした。
法要後に堀田導師様の御法話におきまして、「すべての物には命がある。毎日いのちの法要をしています。御経の中に慈心相向という言葉が有りますが、次の世代に受け継いでいき伝統文化を守るように命を次いでほしい」という有難く身の引き締まるお話を頂きました。
御法話の後、野一色第二事業委員長より当組合が本法要に込める思いと、お礼の言葉をご参加いただいた皆様にお伝えし、参加者38名をえた法要を終えました。
当組合発足年度より主事業として開催しております本法要も今回で10回の節目を迎えました。京法衣商としてお得意様の古衣体を感謝の念とともに責任をもって処分し、京法衣商の社会的責任と持続可能な商環境の整備を目的とした継続的事業としてこれからも取り組んでまいります。